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トラ猫ミセス・マーフィシリーズの一作目ですね。
飼い主のハリーと飼猫のミセス・マーフィ、飼い犬のティー・タッカーが連続猟奇殺人事件を解決するという物語です。
三作目を最初に読んでいたので猫、犬が会話しても大丈夫でした。
そう猫と犬が話し合うんですね!
しかし、これ感想が書きにくい。すらすら読めるしそれなりに面白いけど、なんだかソーメンを食べたみたいで。食べてる間はまあ美味しいけど食べ終わると物足りない。余韻といいますか後に何も残らない。どうしてそうなのか考えるのも面倒くさいくらい。人間の主人公の離婚問題や母娘間の葛藤とかあるんですけどね。まっ、それも添え物のサクランボみたいなもんで。
とにかく殺人の原因となる犯罪と動機がこれではどうなんでしょうね。「かくれんぼが好きな猫」のほうが良く出来てました。
作者は自分の意見を登場人物に饒舌に語らせる傾向があるけど、気になったのは猫、犬の会話の中で飼い犬タッカーが言ったこと。「心の病気に体の病気。もし、わたしに弱い子が生まれたら、わたしはその子を始末するわよ。そうすることが、ほかの子に対するわたしの義務だから。でも、人間は間引こうとはしないのよね」どういう意図があるのだろう?作者は今どき優生思想の持ち主じゃないよね。
ところで、ミステリファンにとってはアーモンドの香りといえば、、、青酸カリが常識ですね、でも青酸カリはカメの臭いにも似てるみたいですよ。猫と犬が言ってます。
猫好きな方にはお勧めです。
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