☆☆☆
「神々がほほえむ夜」に続く二冊目。第一作より面白いです。さらにくよくよ悩むところが・・・更年期障害かな?
まず、14歳の息子がポルノ雑誌を隠し持っていた。妻の仕事が忙しく自分が捨てられるのではと心配している。健康診断で血尿が出て再検査。網戸が壊れ近くに巣があるスズメバチが部屋に入って来る。
前回の事件を解決して少しは評判が良くなったソールター警部ですが、相変わらず雑用ばかり。しかし、他の事件で人手が足りなくなったので放火殺人事件の捜査が廻って来た。事件現場に行ってつまらない冗談を言って反省し、見張りの警官に嫌われたとクヨクヨしたり。
床屋に行ったばかりなのに、女友達にきちんとした髪にしたらとアドバイスされる。
なにげなく買ったクッキーが一個2ドルだったのでかなりショックを受ける。
息子の問題を人に聞いてまわるうちに父親失格ではないかと思う。
これはユーモアミステリですね。主人公が庶民的で普通なのが笑える。
事件に派手さはありませんが中年警部が家庭、仕事に悩みながらも地道に解決して行く。悩みといってもそう大したものでもなく、本人の気持ち次第なんですけどね。
浮世絵も事件の背景になっていてキーパーソンとして日系二世のおじいさんが出てきます。カナダでも大戦中に日本人、日系人は収容所に入れられていたんですね。
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