2015年4月27日月曜日

「味こごと歳時記」 高橋治 角川書店



以下、かなりわたしの感情的な批評が書いてあります。著者の意見の一部はわたしが共感できるものもありますが…

食材についてのエッセイです。題名通り味について「こごと」を言ってます。ようするに昔は食材の味が良かった、それに比べて現代は…嘆かわしい、といったような主張。

養殖魚、醤油、オキアミと鯛など。

この人もかなりスノッブな傾向が強いと思っていたが、朝日文庫の「旬の菜滋記」「くさぐさの花」はそれがうまいこと押さえられており、きれいな写真と相まって良い感じだった。ところがこの本は老害というか年寄りの偏屈さが全面に出過ぎて正直うんざり。昔は良かっただの現代は駄目だのと書くばっかり。

じゃあ、あなたはその変化の過程で何を世の中に訴えてきたのでしょうか?ただの物書きではなく、映画監督で直木賞作家ですし自分の経歴にはかなり自負してらっしゃる。そうとうの影響力を持ってたはずですね。その力をどう行使してきたのでしょう?
他人を批判する前に(実際、実名?入りで糾弾してます)あなた自身の反省から始めるのが筋なのではないでしょうか?何をして何ができなかったか。

一人だけ離れた立場に身を置いて一方的に批判することなど誰にでも出来ますよ。

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