☆☆☆☆
休暇中にスコットランドの島を訪れた主人公ロビンは変死事件に巻き込まれます。
死亡したのは同宿していた「未亡人」を自称する中年女性四人組のひとり。
フェラーズ、ノンシリーズの一冊。
フェラーズは巧みですね。彼女の作品は“猿”と“蠅”(略)とかしか読んでないけど,
トリックは別としてこれが一番感心しました。スコットランドの自然描写がとても上手です(行ったことないけどね)。
最近やたら長い描写だけで、イメージが全然湧いてこない作品が多い中で簡にして要といったところですか(最近覚えた言葉を使ってみた)。
「未亡人」四人もよく描き分けられていると思います。構成もしっかりしてるし。
読み返すと伏線がはっきり示されているのに感心します。まるでクモの巣のように
伏線とミスディレクションが張り巡らされていて、見事にわたしは糸に絡めとられてしまいました。恐るべし!フェラーズ蜘蛛。
彼女の作品は謎解きがひねりすぎて、終盤イライラさせられることがあるけどそれも気になりません。
なお、画像はわたしのイメージなので実際の表紙とは異なります。でかくなってすみません。
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