☆☆☆
ウェクスフォード警部シリーズの第一作目。
容姿も普段の生活もきわめて平凡な30歳の主婦が絞殺体で発見される。
しかし、遺品の中に彼女に思いを寄せる献辞が書かれた多数の本があった。
という導入部はかなり興味を引かれます。
今の警察ものは、主人公の刑事がかなり個性的だったり、同僚と恋愛させたり、複数の事件が起きたりして作家がいろいろ工夫してますよね。そんな作品を読んでいるから、どうしても盛り上がりに欠ける感がありますね。作品に古くささは感じないけどあっさりしているような。事件が起きて二人の刑事が現れ、いつの間にか解決していました、はいおしまい、みたいな。
二人のおじさん警部ではやはり地味になるのは仕方ないのか。被害者、加害者を含め登場人物たちもなんか魅力的な人がいない、どうでもいいような人ばっかり。(レンデルが下手と言ってるのではないんですよ)
あくまで初期のものをランダムで四冊を読んだだけの感想ですが…
犯罪捜査以外の派手な展開はいらない。心理描写、人間描写に優れているから余計な要素はいらないというレンデルのスタイルなのでしょう。
たしかにどの作品も平均以上の出来です。
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