☆☆☆
イタリアのミステリです。
チュニジア艦艇のイタリア漁船への銃撃死亡事件、エレベーター内での男性の刺殺事件と彼の事務所の掃除婦とその5歳の息子の失踪事件、子供のおやつ(弁当)泥棒事件。
主人公の警部は行方不明だった男の子を自宅にかくまうことにする。
彼は仕事はとても有能なのに上層部うけが悪く、唯一の理解者は退職間近の署長。本人も出世する気はないけど。
私生活では結構駄目男で、車がガス欠でエンストしたのにその原因さえ分からなかったり、ビデオカメラの録画ボタンを押し間違えてたり機械には弱い。44歳の彼は33歳の恋人と付き合って六年になるけど結婚の話はいつもうやむやになっている。恋人と男の子が仲良くしているのを見て疎外感を覚えたりする。やがて彼女の中に母性本能が生まれて彼にある決断を迫る…
そんな状況の中、長く疎遠になっている父親が瀕死の病床にあるとの連絡が入るが、死んで行く姿を見るのが恐ろしくて見舞に行けない。逃げるようにやって来た休暇先の宿で、ついに哲学教授から「いつになったら大人になる決心をなさるのですか?」と看破されひとつの決心をする。
ミステリは派手さに欠けますが、登場人物の描き方が上手。
米英ミステリに馴れているとイタリア人の名前には戸惑う。軽く右脳を刺激される感じがします。それから、やはりイタリア、出てくる料理の種類が豊富ですね。主人公もグルメだしね。
で、米英の各ミステリの中での定番飲み食い、わたしなりの印象。
アメリカ
やはりハンバーガー、TVディナー(先日、発明した方が亡くなりましたね)とマティーニ、缶ビール。
イギリス
サンドイッチ、キドニーパイとシェリー酒、パイントグラスでビール。
TVディナーについては、
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200507210026.html
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