2015年4月27日月曜日

「ブック・フェスティバルの殺人」キャロリン・G・ハート ハヤカワ文庫

☆☆

五人の作家たちのスキャンダルを小説化しようとしていた出版会社社長が
パーティーの席上で毒殺された。パーティの参加者の中にはアニーと五人の作家たちがいたが、毒が入っていたグラスにはアニーの指紋が付いていた。しかも、彼女は被害者と
口論していたのだった。

前回の『ミステリ講座の殺人』より面白くなかった。どうも、全体に冗漫です。
アニーが殺人容疑をかけられてテンションが下がり気味なうえに、あのローレル、ヘニー、ドーラの婦人たちが大人しい。三人それぞれ本を執筆し、それを出版してもらおうと一生懸命になり過ぎているみたいで…迫力が感じられません。
この三人がお節介をやいてアニーに迷惑をかけながらも活躍し、四人で解決してゆくパターンが魅力だと思いますが今回は失速ぎみ。主人公のアニーの場面が延々と続くので起伏に乏しく退屈してしまいました。ダーリング夫妻の相変わらずの仲良しぶりだけが目立って、はいもう分かりましたっていう感じです。今思ったんですがクリスティの“トミーとタッペンス”物をモデルにしているのでしょうか?

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