2015年4月27日月曜日

「探偵になりたい」パーネル・ホール ハヤカワ文庫

☆☆☆

ひさびさの読まず嫌い本。
どこの古本屋さんでも見かける本。
実は「ポール・バーネル」だと思っていた本。

主人公は弁護士事務所と契約している事故専門調査員。
当然、アル中、ヤク中、ゲイ、恐竜いずれでもない。トラウマもない、ドロップ・アウトもしてない。料理に一家言持ってるわけない。
結構、脱力系。妻子持ち。銃をつきつけけられたのは一度だけ、それも相手の誤解が原因。人を殴ったこともない。警官を見ると何もしてないのに後ろめたくなる。
あまり使われてないけど、これ“ソフトボイルド”?

やることなすこと上手く行き過ぎるような気もするけど…
警察にまかせれば済むものを、自分で犯人捜しをする理由は何なんだろう?いくらなんでもそこはちゃんと説明したほうがよくはないのか?
役者や小説家を目指したが挫折し、うだつの上がらない調査員をしている反動がでたのだろうか?

読後、ジェームズ・サーバーの短篇集『空中ブランコに乗る中年男』の中の「ウォルター・ミティの秘められた生活」やマーク・ショア『俺はレッド・ダイアモンド』のサイモンを思い浮かべた。でも、妄想系ではないですよ。

ストレスなく読めて気分転換にもってこいの作品。

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