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仁賀克雄 編訳です。古書店でのみ入手可能。
「トバーモリー」サキ
ある意味、猫がしゃべり始めたら恐怖かもしれません。サキの名作。
以前紹介した岩波版「サキ傑作編」にも収録されていますので、猫好きな方は必読です。
「猫男」バイロン・リゲット
わざわざ無人島に牝猫四匹に、牡猫二匹と住み始めた小説家の話。
「猫の復讐」ブラム・ストーカー
『ドラキュラ』の原作者。どっかで読んだような記憶が。
「白い猫」S・ル・ファニュ
幻想系。白い猫を見るとやがて死んでしまう呪われた一族の話。
「猫ぎらい」フレドリック・ブラウン
あのブラウンだから期待したけど、言葉遊びに過ぎない作品でした。
アメリカ人はこういうのが好きなのでしょうか。
「僕の父は猫」ヘンリー・スレッサー
あのスレッサーだから期待したけど、なんじゃこれは作品でした。
猫と人間が結婚して男の子が産まれて…その子がフィアンセを父親猫に
紹介するため実家に帰ってきた。
「古代の魔法」A・ブラックウッド
いかにも幻想綺談系の作品です。偶然に降り立った町が怪しげな雰囲気で…
「箒の柄」W・デ・ラ・メア
わたしの理解力のなさなのでしょうが、なんだかよく分かりませんでした。
「灰色の猫」バリー・ペイン
これも綺談系。猫の形をした神像を取り戻しに来た猫。
「ウルサルの猫」H・P・ラブクラフト
猫を殺したりしたらとんでもない目に遭うよ。ラブクラフトにしては物足りない。
「エジプトから来た猫」オーガスト・ダーレス
これも綺談系。猫と少年が入れ替わる。
「緑の猫」クリーヴ・カートミル
西岸良平氏の作品に猫型宇宙人が地球を侵略しようとするものがありますが、
なんだかそれを思い出しました。
「七匹の黒猫」エラリー・クイーン
唯一のミステリ短篇。猫嫌いが五週間に六匹もの猫を買いこんだわけとは…
やっぱり会話が古いっすね。
「魔法の猫」ロバート・ブロック
あのブロックだから期待したけど、出来損ないの“ミステリゾーン”みたいな作品。
「著者謹呈」ルイス・パジェット
おちがしょうもないわりには長い…
持ち主が危機に陥ったときにアドバイスしてくれる本を手に入れた男の話。
猫の形をした悪魔が彼を殺そうとする。
訳者あとがきによりますと、どうも日本の化猫の話が英仏の恐怖小説にかなり
の影響を与えたそうです。
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はじめまして。
この本、けっこう好きなんですよね。「緑の猫」とあと、「著者謹呈」が好きです。「著者謹呈」は、結末はどうもパッとしないけど、けっこうそそる設定ではあります。
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はじめまして。コメントありがとうございます。
なんだかkazuouさんの好きな作品をけなしたみたいで
申し訳ありません。猫好きなので猫の短編集をよく読みます。
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いえいえ、別に。大した作品じゃないとは思います。個人的にロバート・ブロックなんかのB級作品が好きなので、この本は面白く読んだんですよね。結局、タイトルの「猫」じゃなくて、「恐怖小説」の方で惹かれたんですね。
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わたしは『ミステリー・ゾーン』に収録されているような作品が大好物です。作家ではマシスン、ボーモント、ブラッドベリなど。kazuouさんのブログを拝見した時、かなり嬉しかったです。
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ありがとうございます。やはり同好の士でしたか。
これからもマイナー路線で突っ走るので、どうかよろしくお願いします。
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はい、実は同好の士です(笑)。
どんな作品が紹介されるのか楽しみです。
こちらこそよろしくお願い致します。