☆☆☆
強盗殺人の罪で、一週間後に処刑される恋人の無実を証明して欲しい。
彼の婚約者から依頼を受けた私立探偵アロー・ナジャー。
事件当日は別の場所にいたのだというのだが、男の犯行であることは、
四人の目撃者が証言していた。確証が得られないまま、事件の関係者と面会を重ねていたナジャーは、見知らぬ男から暴行を受け調査から手を退くように脅迫される。
“稲妻に乗る”とは電気椅子で死ぬこと。
カウントダウン物の一種です。ネタバレしてしまうので詳しくは書けませんが、変則的な作品です。本書は、エドガー賞最優秀短篇賞を受賞した同名の作品を長篇化したもの。
だからなのか、なんだかチマチマした印象で広がりに欠けるような気がするのですよね。
離婚した元妻からの扶助料の取り立てを心配し、女友達との関係に悩み、制酸剤をしょっちゅう飲んでいる胃弱探偵ナジャー。
テーマが重い割りにあまりシリアスな感じがしないのは、このキャラクターだからでしょう。
短篇は、『新エドガー賞全集』ハヤカワ文庫に収録されています。所有していますが、積読本なので今度読んでみよう。
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長編は未読ですが、短編は読んだはず、なんですが、内容まるで覚えてません。読み返そうかと思ったら、本が見つからない! でもそんなに面白かったら、何となく覚えてると思うので、面白くなかったのかも。僕、私立探偵ものって苦手なんですよね。本が見つかったら読んでみます。
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わたしもいわゆる一人称的饒舌系私立探偵ものが不得意です。どう、面白いこと言ってるだろっていう感じが駄目です。ここだけの話ですが、ちょっと前の『弁護士は奇策で勝負する』を読んでいてイライラしました。