【ファンキー通信】ツバメの巣撤去で有名ホテルが謝罪!
新宿から小田急ロマンスカーで1時間30分で行ける箱根。温泉地で有名な箱根は、週末に行くプチ旅行にはピッタリだ。そんな癒しの地、箱根を代表する有名なホテル「箱根ホテル」のWebサイトにこんな謝罪文が掲載された。
「ホテル外壁看板取付工事の実施に際し、燕の巣を撤去したところ、『鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律』に抵触する行為と関係当局より指摘を受け、現在、警察等の調査に協力しております。(略)・・・この度の事態により、燕の保護にご対応下さった関係者の皆様、日頃ご利用いただいておりますお客様、ならびに関係官庁等の多くの方々に対し、改めて心から深くお詫び申し上げます」
えぇ!? ツバメの巣を撤去して謝罪文? しかも警察の調査? どうやら、客からの「糞が汚い」という苦情を受けていたことや、外壁に看板を取り付ける都合で、子育て中だったツバメの巣を片っ端から撤去してしまったというのだ。しかもまだ、抱卵中だった卵と生きているヒナ40羽ほどを無惨にも裏山に捨ててしまったらしい。
この有名ホテルの冷酷な行動は、「箱根&芦ノ湖の環境問題を考えるブログ」によりすぐに知れ渡り、しまいにはホテルにTV取材がくる始末。ホテル側は慌てて、謝罪文を掲載したというわけだ。
まだ小さなヒナを捨てるなんて可哀そう・・・という声はもちろんあるが、ホテル周辺はヒナの産卵時にすごい悪臭が漂っていたそう。「うげっ!」とくる糞の匂いは、休みを利用して癒されにきた私たち観光客からすれば迷惑なこと。その証拠に利用客からの相当な数の苦情が寄せられていた。謝罪文の最後はこう締めくくられている。
「この事態を厳粛に受け止め、かかる法令の理解と自然愛護の精神を深めると同時に、鳥獣保護活動等への支援を通じて、皆様の信頼回復に全力で取り組んでまいります」
ヒナの命を大切にすべきだったか、観光客の快適さを大切にすべきだったか。あなたはどう思いますか?(平田桃子/verb)
■関連リンク
箱根ホテル - 謝罪文を出した「箱根ホテル」のWebサイト
2006年07月27日22時37分 ファンキー通信 / 提供元一覧
以上、livedoor’NEWSより転載。
一連の報道を見る限り、当然ホテル側の対応は非難されてしかるべきものですが、反省し謝罪している以上これからの対応を見守るべきだと思います。しかし、見過ごせないのは、時代錯誤な二者択一的選択を迫る記者の貧弱な発想によって書かれたこの記事です。有力なポータルサイトにリンクする記事に、これほど見識のない考え方がいまだに存在しているのかと唖然としました。「私たち観光客」と書いているのでホテル側寄りなのでしょうが…。
ツバメは主に夏に繁殖し冬には東南アジアに渡る渡り鳥です。繁殖する際に既存の巣を使用する習性があるので、もし巣が迷惑ならば巣がからっぽな冬期に巣を壊し、また、新しい巣を作りそうな場所にはネットを張るなりしてツバメを近付けないようにするという方法があります。それにも関わらずこの記事のように「ヒナの命」か「観光客の快適さ」かなどと、次元が違う上にどちらを選んでもマイナスの結果しか残さないような時代遅れな選択を迫るこの記者は一体どれくらいの認識を持っているのでしょうか?「ヒナの産卵時」などという意味不明な文章しか書くことができず、物事の表層しか見れないこの平田さんには猛省を促したいです。
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