花々が咲きそろった明るい春のニューヨーク。
バセット・ハウンドの愛犬ルルを連れたもとベストセラー作家の僕は、彗星の如く現われた若き天才作家ノイエスの伝記を依頼された。
が、作業に取りかかった僕の行手には次々と死体が―。
��WAオリジナルペーパーバック大賞受賞のお洒落なアメリカンミステリ。
内容紹介より
このホーギー・シリーズは、邦訳としては2作目になるそうです。講談社文庫より計8冊が出ているほどで、ネット上での評価も高いです。が、わたしは読み方のアプローチを間違えたみたいで、『レス・ザン・ゼロ』や『ブライト・ライツ、ビッグ・シティ』風テイストで、現代アメリカ文学を書く上において苦悩する若い作家と彼に降り懸る殺人事件というシリアスでミステリアスな作品だろうなと思って読み始めました。ところが、何のことはない軽めのハードボイルドみたいな、あるいはテレビの二時間サスペンスドラマみたいな作品でした。文学的で深刻なストーリーを想像していたのに…。そこで、わたしは声を大にして言いたい、軽々しくフィッツジェラルドの名前を出すな!と。
前半部分の緩慢な展開にイライラし、ドラマ作家らしい類型的な人物設定ならびにプロットには新しさを感じませんでした。題名に惑わされず、コージー系風(?)のミステリとして読んだ方が良いみたいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿