2015年4月27日月曜日

☆☆☆

新しい支店を誰が任されるか老舗ブティックは噂で持ちきりだ。筆頭候補は仕入部主任で才色兼備のミス・ドゥーンだが、実際に選ばれたのはオーナーの美人秘書。店員間では冗談まじりに秘書毒殺計画が囁かれたが、その直後、ミス・ドゥーンが毒殺された。
この事件の担当になったのは美女に滅法弱いハンサムなチャールズワース警部。
冷酷な毒殺犯は美女揃いのブティック内にいる?!女流本格の第一人者の記念すべきビュー作                    裏表紙あらすじより



真犯人と目される人物がニ転三転するところなど、デビュー作ながら後のブランド女史のスタイルというかストーリー・パターンがすでに見られる作品です。
店内に容疑者が十人もいて、その内八人が女性で、雑用係を除いて皆同じような年齢層、職種なので非常に紛らわしい。キャラクターの書き分けがあまり成功していないので登場人物を区別するのに時間がかかりました。
海外ミステリが苦手な人は登場人物の名前で混乱することが多いみたいなので、この作品はくれぐれも手に取らないように致しましょう。

惚れっぽくお坊っちゃんのチャールズワース警部がユーモラスなのは良いのだけれど、頼りないぶん作品全体に締まりがない印象を受けました。
それから、何故、題名が『DEATH IN HIGH HEELS』なのかが分かりません。

2 件のコメント:

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    この作品、途中で挫折しました。
    ブランドの作品って読み通せたことないんですよね。『はなれわざ』『ハイヒールの死』『猫とねずみ』『暗闇の薔薇』どれもだめでした。翻訳の文章だと何ともいえないんですけど、この人の文章ってすごく読みにくくないですか?
    でもブランドの短編は好きなんですよねえ。『招かれざる客たちのビュッフェ』は面白く読めたんですが。

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  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    良く分かります。きっと原文もそうなのではないでしょうか。それから、わたしはこの人のエンディングの「どんでん返しの連続」(著者紹介より)パターンが苦手です。どうもすっきりしなくて。

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