遺された田舎の屋敷に十年間住み続けること。それが大伯父の莫大な遺産を相続する条件だった。この風変わりな条件に従い、ニューヨークの安アパートから引っ越してきた兄妹が聞かされたのは、大伯父は殺されたらしいということ。つまり、自分たちが一番の容疑者だということだった!はたして濡れ衣を晴らすことはできるのか?グレイス&フェイヴァー・シリーズ、ここに開幕。 内容紹介より
主婦たちの会話(浅羽莢子さん訳)が今風で新鮮だったジェーン・シリーズではなく、貧乏兄妹グレイス&フェイヴァー・シリーズの第一作目。時代設定が大恐慌時代なので、いかにも現代的なジェーン・シリーズのようなラジカルな会話は楽しめませんが、安心して読める、まさしくコージー・ミステリの基本みたいな作品。性犯罪や児童虐待の話が全く出てこないのが良いです。殺伐としたサスペンスやハードボイルド作品を立て続けに読んで精神的に疲れた時には、こういうものを読んで一息つきましょう。
内容について語るべきものはほとんどないのですが、
車ばっかり磨いているけれど、ただ者ではなさそうな兄ロバートが、その後化けて活躍するのだろうか?が気になるところです。
0 件のコメント:
コメントを投稿