2015年4月27日月曜日

「野鳥の会、死体の怪」ドナ・アンドリューズ ハヤカワ文庫

☆☆

静けさを求めてわたしが訪れたのは野鳥の島。なのに嵐で島は大荒れ、トラブルメーカーの両親までついてきて静けさは遥か彼方。おまけに見つけた死体が母の昔の男だったせいで、父に殺人容疑が!父の容疑を晴らしたいけど、島を牛耳るバードウォッチャーは人殺しより、時を同じくして起きた鳥殺しに夢中で、調査も荒れ模様。素人探偵メグと変人軍団に安息はない。大好評のユーモア・ミステリ『庭に孔雀、裏には死体』続編
              裏表紙あらすじより



凡作だと思うんですけど…。展開がだらだらしていて、盛り上がりに欠けたまま終わってしまった感じです。謎もかなり地味ですね。登場人物が多く、話を広げたわりには、掘り下げかたが甘く浅薄な印象を受けました。嵐が迫り交通が途絶した島というシチュエーションは魅力的なだけにもう少し捻るなり、さらに事件を起こすなりして欲しかったと思います。
ユニークな身内が絡んでくるのは面白いのですが、鳥つながりということでは、『庭に孔雀、…』に登場していた甥のエリックとペットのアヒルを出した方が犬のスパイクよりも良かったかも。おかしなバードウォッチャー集団もカリカチュアとしては従来通りの描き方でありふれていて、あまり笑えませんでした。

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