愛する父を殺した憎い仇がアメリカにやってくる。しかも相手は悪虐無道で知られる中米某国の独裁者。もちろんミス・メルヴィルが許すはずがない。彼女はさっそく復讐の計画を練りはじめた。しかし自宅の天井は水漏れするわ、義弟の妻は怪しげな新興宗教に凝るわで、私生活はトラブル続き……
お嬢さま育ちの元殺し屋が再び銃を手に悪を撃つ。
裏表紙あらすじより
ミス・メルヴィル・シリーズの三作目。
またメルヴィルかよ、となめていたら少しビックリしましたよ。ただし、トリックのみです。
外交官特権を笠に着て悪いことをする大使館職員をボランティア(いわゆる、私刑です)で暗殺しまくるミス・メルヴィル。
訳者あとがきで触れられているように、殺し屋稼業を辞めてしまった前作 の評判が悪かったので設定を若干元に戻したのでしょうね。それにしても、これだけ浅薄で深みに欠ける主人公は初めてです。家系を鼻にかけるわりには、旅行中の恋人の行状を怪しみ、それならわたしもと行きがかりみたいな浮気をするし、プライドが高い割に寛容の精神が欠けていて人種偏見がいっぱい、打算的な上に自分勝手な主人公の性格がどうも好きになれません。どこら辺が育ちの良さなのでしょうか?なんらストーリーに現れていないのですが…。
きっと作者はアメリカ・ライフル協会所属の超保守主義者で、キューバのカストロ将軍が憎くてたまらないのだろうな、と思いました。
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あまりに独善的で、あきれたのを覚えてます(笑
一作目は設定が面白くて楽しめて、二作目であれ?三作目でアゴが落ちそうになって、
ある意味、強烈なシリーズ物でした。
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くじらあたまさん、この主人公ってやっぱり変ですよね。でも、少し言い過ぎたかなと反省しています。
『ミス・メルヴィルの決闘』が未読ですので、ちょっと楽しみです。